前立腺がんは、いまや日本人男性がもっともかかりやすいがんの一つです 。初期には自覚症状がほとんどないため 、気づかないうちに進行してしまうこともあります。「尿の症状がないから大丈夫」とは言い切れず、前立腺がんが心配な方は、まずPSA検査(血液検査)が早期発見のきっかけになります。
住吉区(住之江区・堺市)で前立腺がんが心配な方は、泌尿器科専門医・がん治療認定医が在籍する「きしもとクリニック泌尿器科」へご相談ください。血液検査(PSA検査)で早期発見が可能です 。
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前立腺がんとは?
前立腺は男性にだけある臓器で、膀胱の下に位置し、尿道を取り囲んでいます。前立腺がんは、この前立腺の細胞が異常に増殖して起こる悪性腫瘍です。
前立腺がんには、比較的ゆっくり進行するタイプもありますが、なかには進行して骨やリンパ節に転移するタイプもあります。
前立腺肥大症との違い
患者さんからよくあるご質問が、「前立腺肥大症があると前立腺がんになりやすいのですか?」というものです。
前立腺肥大症と前立腺がんは別の病気
前立腺肥大症から前立腺がんに変化するわけではありません。両者は別の病気であり、たまたま同じ年代に増えやすいため、同時にみつかることはあります。
また、排尿障害があるから前立腺がん、排尿障害がないから前立腺がんではない、というわけでもありません。症状だけで区別するのは難しいため、必要に応じてPSA検査などで評価します。
前立腺がんの症状
初期:自覚症状がほとんどない
がんが小さいうちは、自分では全く気づきません 。この段階で見つけることが、その後の生活の質を守る鍵となります。
進行期:排尿のトラブル
がんが進行して尿道を圧迫すると、以下のような症状が現れます 。
転移期:体のあちこちの痛みなど
前立腺がんは骨やリンパ節に転移しやすい性質があります。
注意したいポイント
前立腺がんは、症状が出てから見つかるとは限りません。むしろ早期では無症状のことが多いため、心配な方や年齢的に気になる方では、まずPSA検査が重要です。
前立腺がんになりやすい人
前立腺がんの発症には、年齢、家族歴、体質、生活習慣などが関係すると考えられています。
💡 家族歴がある方は、特に一度はPSA検査を検討したいところです。
前立腺がんが心配なときの検査
前立腺がんの診断では、まずPSA検査を行い、必要に応じて直腸診、MRI、生検へ進みます。確定診断は前立腺生検で行われます。
PSA検査(血液検査)
血液中のPSAという物質の量を調べます 。前立腺にがんがあると数値が高くなります。基準値は年齢によって異なります 。
- 50~64歳:3.0 ng/mL 以下
- 65~69歳:3.5 ng/mL 以下
- 70歳以上:4.0 ng/mL 以下
直腸診
肛門から指で前立腺を触れ、硬さやしこりの有無をみる検査です。PSAだけではわからない異常を捉える助けになります。
MRI検査
前立腺の中に疑わしい病変があるか、周囲への広がりがないかを詳しく評価します。必要に応じて連携医療機関で行います。
前立腺生検
前立腺の組織を採取し、顕微鏡でがん細胞があるかを確認する検査です。前立腺がんの確定診断は生検で行います。
💡 大切なポイント
PSA検査はとても重要ですが、PSAだけで前立腺がんと確定することはできません。PSA高値の原因には、前立腺肥大症や前立腺炎などもあります。
PSAが高いと言われたらどうする?
前立腺がんの進行度と悪性度
前立腺がんでは、どこまで広がっているか、そしてがんの性質がどの程度強いかをみて治療方針を考えます。
TNM分類
前立腺内にとどまっているか、周囲へ広がっているか、リンパ節転移や遠隔転移があるかを評価します。
グリソンスコア / Grade Group
生検で採取した組織の悪性度をみる指標です。数値が高いほど悪性度が高い傾向があります。
PSA値
PSAの高さも、前立腺がんのリスク評価や経過観察に用いられます。
前立腺がんの主な治療
前立腺がんの治療は、進行度、悪性度、年齢、全身状態、患者さんの考え方によって選択されます。
治療で知っておきたいこと
前立腺がんの治療では、尿失禁、排尿障害、性機能障害、ホットフラッシュなど、治療法ごとに注意すべき合併症や副作用があります。治療法は「がんを治す」だけでなく、生活の質(QOL)とのバランスも考えて選ぶことが重要です。
よくある質問(Q&A)
大阪市住吉区(住之江区・堺市)で
「前立腺がん」が心配な方へ
前立腺がんは、早期のうちは症状が乏しいことが多く、気づかないまま進行することがあります。そのため、前立腺がんが心配な方は、まずPSA検査を受けることが大切です。
きしもとクリニック泌尿器科では、前立腺がんが心配な患者さんのご相談に対応し、必要に応じて精密検査や連携病院での治療につなげています。住吉区、住之江区、堺市で前立腺がんが心配な方は、どうぞご相談ください。
記事の監修者
きしもとクリニック泌尿器科
院長 岸本 望
日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
本記事は、日本泌尿器科学会「前立腺癌診療ガイドライン 2023年版」などを参考に、医学的根拠に基づいて監修しています。泌尿器科専門医・がん治療認定医として、前立腺がん、前立腺肥大症、PSA高値、血尿、排尿障害など幅広い診療に携わってきた経験をもとに、患者さんが不安を整理しやすいよう、わかりやすく正確な情報提供を心がけています。
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