これらの症状は、男性に多い「前立腺肥大症」かもしれません。「年齢のせい」と思って我慢している方も多いですが、適切な検査と治療で改善が期待できる病気です。放置すると、ある日突然おしっこが出なくなる「尿閉」につながることもあるため、早めの相談が大切です。
住吉区(住之江区・堺市)で前立腺肥大症の治療をお探しの方は、泌尿器科専門医が診察する「きしもとクリニック泌尿器科」へご相談ください。クリニック敷地内に【専用駐車場・駐輪場】を完備しております。
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前立腺肥大症とは?
前立腺肥大症とは、加齢に伴って前立腺が大きくなり、尿道を圧迫して排尿しにくくなる病気です。前立腺は男性にだけある臓器で、膀胱のすぐ下にあり、尿の通り道(尿道)を取り囲むように位置しています。
前立腺が大きくなると、尿の勢いが弱い・出るまで時間がかかる・残尿感があるといった症状が起こります。また、膀胱にも負担がかかるため、頻尿・夜間頻尿・急な尿意を伴うこともあります。
尿の勢い低下、残尿感、頻尿、尿意切迫感
「尿が出にくい」「スッキリ出切らない」
内服治療(必要時は手術)
💡 前立腺肥大症では、尿が出にくい・勢いが弱い・残尿感があるといった「出しにくさ」の症状が大きなヒントになります。
💡 頻尿や夜間頻尿だけが目立つ場合でも、背景に前立腺肥大症が隠れていることがあります。
前立腺肥大症セルフチェック
「前立腺肥大症かも…」と不安な方は、以下の項目に当てはまるか確認してみてください。
いくつか当てはまる場合は、前立腺肥大症の可能性があります。自己判断せず、一度泌尿器科での検査をおすすめします。
泌尿器科での専門的な検査
前立腺肥大症と似た症状でも、実は「前立腺がん」「膀胱炎」「膀胱がん」などが隠れていることがあります。当院では尿検査や超音波(エコー)検査、必要に応じてPSA採血などを行い、原因を丁寧に見極めます。排尿後の残尿量を確認することで、より安全で適切なお薬の選択につなげます。
前立腺肥大症の原因と悪化する要因
前立腺肥大症は、主に加齢に伴って起こります。症状の出方には個人差があり、前立腺の大きさだけで決まるわけではありません。
① 加齢による前立腺の肥大
年齢とともにホルモンバランスが変化し、前立腺が少しずつ大きくなります。
② 尿道が圧迫されることによる排尿障害
大きくなった前立腺が尿道を圧迫することで、尿の勢いが弱くなり、排尿に時間がかかったり、残尿感が出たりします。
③ 膀胱への負担
出しにくい状態が続くと膀胱に負担がかかり、頻尿・夜間頻尿・尿意切迫感など、過活動膀胱に似た症状が出ることがあります。
▶︎ 参考:過活動膀胱のページ
④ 飲酒・風邪薬などは要注意
前立腺肥大症がある方では、飲酒、市販の風邪薬などをきっかけに排尿しにくさが悪化し、急に尿が出なくなることがあります。
当院で行う検査(原因の見極め)
前立腺肥大症は、症状だけで決めつけず、ほかの病気を除外しながら診断することが大切です。状態に応じて以下を組み合わせて評価します。
検査のポイント
① 問診(症状の中心が何かを確認)
尿の勢い、出始めの遅さ、途中で途切れる感じ、残尿感、頻尿、夜間頻尿、急な尿意、生活への支障などを詳しくお伺いします。前立腺肥大症では「出しにくさ」と「頻尿」が混在することが多いのが特徴です。
② 尿検査 + 超音波(エコー)検査
尿検査で炎症や血尿の有無を確認します。さらに超音波(エコー)で、前立腺の大きさや形、膀胱にどれくらい尿が残っているか(残尿量)を確認し、膀胱や腎臓への影響がないかも評価します。
③ 必要に応じてPSA採血・尿流量測定
50歳以上の男性では、必要に応じてPSA採血で前立腺がんの可能性を確認します。また、尿流量測定で尿の勢いや排尿時間を数値化し、排尿障害の程度を客観的に評価することがあります。
前立腺肥大症の治療
治療は、症状の強さや前立腺の大きさ、残尿量、生活への影響を踏まえて選びます。まずは内服治療から始めることが多く、必要に応じて専門病院での手術治療を検討します。
1. お薬による治療
① α1遮断薬
前立腺や尿道の緊張をやわらげ、尿の通り道を広げるお薬です。比較的早く効果を感じやすく、前立腺肥大症の治療でよく使われます。
② PDE5阻害薬(タダラフィル)
前立腺や下部尿路の血流や筋肉の緊張に作用し、排尿症状の改善が期待できるお薬です。ED治療薬としても知られています。
③ 5α還元酵素阻害薬(デュタステリド)
男性ホルモンの働きを一部抑えることで、前立腺そのものを少しずつ小さくしていくお薬です。前立腺が大きい方や、長期的な症状改善を目指したい方に用いられます。
💡 前立腺肥大症の薬は、症状のタイプや前立腺の大きさによって使い分けます。「すぐ効かせたいのか」「前立腺自体を小さくしたいのか」で選び方が変わります。
2. 手術治療が必要になることもあります
① お薬で十分な改善が得られない場合
飲み薬で症状が改善しない場合は、手術治療を検討することがあります。
② 尿閉を繰り返す場合
まったく尿が出なくなる「尿閉」を起こした場合や、繰り返す場合は、より積極的な治療が必要になることがあります。
③ 合併症がある場合
膀胱結石、血尿、腎機能障害、繰り返す尿路感染などを伴う場合には、手術治療を考えることがあります。当院では外来で評価を行い、必要時には連携病院をご紹介します。
日常生活で気をつけるポイント
(深酒は尿閉を引き起こす最大要因です)
(冷えは排尿状態を悪化させます)
(こまめに立ち歩きましょう)
(カフェインや香辛料、夜間水分は控える)
(成分によっては尿が出にくくなります)
当院での前立腺肥大症診療の流れ
よくある質問(Q&A)
大阪市住吉区(住之江区・堺市)で
「前立腺肥大症」にお困りの方へ
前立腺肥大症は、加齢とともに多くの男性にみられる病気です。尿の勢いの低下、残尿感、頻尿、夜間頻尿などが起こり、睡眠や外出、仕事に影響することがあります。
きしもとクリニック泌尿器科では、泌尿器科専門医が原因を見極め、必要な検査・生活指導・お薬の提案を行います。住吉区(長居・あびこ)、住之江区、堺市で前立腺肥大症にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
記事の監修者
きしもとクリニック泌尿器科
院長 岸本 望
日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
泌尿器科専門医として、前立腺肥大症、前立腺がん、頻尿・夜間頻尿・尿漏れなど排尿トラブルの診療経験が豊富です。症状の背景を整理し、患者さんに合った検査・治療をご提案します。
当院のご案内
アクセス・対応エリア
当院は大阪市住吉区にあり、長居/あびこエリアを中心に、住之江区・堺市方面からもアクセスしやすい立地です。
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