- 下腹部や会陰部がなんとなく重い・痛い
- 睾丸まわりの違和感が続いていて不安
- 薬を飲んでもスッキリ治らない
このようなお悩みはありませんか?
働き盛りの世代の男性で、このような症状に長く悩まされている方は「慢性前立腺炎」の可能性があります。
慢性前立腺炎は命に関わる病気ではありませんが、痛みや違和感が長く続き、仕事や日常生活の質を大きく下げてしまうことがあります。
大阪市住吉区・住之江区・堺市周辺で慢性前立腺炎が心配な方は、きしもとクリニック泌尿器科までご相談ください。
このような症状はありませんか?
まずは、症状をチェックしてみてください。
- 下腹部の鈍い痛み・違和感が続いている
- 会陰部(肛門と陰嚢の間)に圧迫感がある
- 頻尿・残尿感・尿道や排尿痛違和感がある
- 睾丸や鼠径部に違和感や軽い痛みがある
- 射精時に痛みや不快感がある
- 痛みや違和感で、集中できない
いくつか当てはまる場合、慢性前立腺炎が隠れている可能性があります。
慢性前立腺炎とは?
慢性前立腺炎は、前立腺という男性特有の臓器に炎症やうっ血が続き、3か月以上にわたり痛みや違和感・排尿症状が続く状態を指します。
- 20〜40代の比較的若い男性に多い
- デスクワークが多い方に見られる
- 「良い日・悪い日」をくり返し長引く
「命に関わる病気」ではありませんが、不快な症状が長く続くため、QOL(生活の質)を著しく下げてしまう厄介な病気です。
慢性前立腺炎の原因・悪化要因
慢性前立腺炎の原因は、ひとつに決めきれないことが多く、いくつかの要素が重なって症状が出る・悪化すると考えられています。
長時間のデスクワーク・同じ姿勢
座りっぱなしで前立腺が圧迫され、血流が悪くなるためです。
自転車・バイクなどによる前立腺への刺激
サドルが前立腺付近を圧迫し、前立腺に負担がかかります。趣味や通勤で長時間乗ると、症状が悪化しやすい。
ストレス・疲労・睡眠不足
からだの緊張を強め、自律神経のバランスを乱します。その結果、痛みを感じやすくなったり、筋肉がこわばり、症状が長引きやすくなります。
冷え
薄着や冷房、冷たい床などで骨盤まわりが冷え続けると、血流が悪くなり、違和感や痛みの悪化につながります。
刺激物・アルコール・カフェイン
唐辛子や胡椒などの刺激の強い香辛料、アルコール、コーヒーやエナジードリンクなどのカフェイン飲料も、摂り過ぎると膀胱や尿道、前立腺への刺激となり、症状が強くなることがあります。
*これらは膀胱や尿道・前立腺を刺激し、症状を強めてしまうことがあります。
「絶対ダメ」というわけではありませんが、症状が強い時期は控えめを意識すると良いでしょう。
慢性前立腺炎のときに行う主な検査
症状に応じて、必要な検査を組み合わせます。
尿検査
- 尿の中に炎症や細菌がいないかを確認
- 急性前立腺炎など、感染症の有無を評価
- 抗生剤治療が必要の判断材料になる
超音波検査
- 前立腺の大きさや形を確認
- 尿が残っているか(残尿量)をチェック
- 前立腺肥大症や排尿障害の関与を評価する
直腸診(前立腺の触診:必要と判断した時)
- 肛門から指を入れて前立腺に触れる検査
- 前立腺の大きさ・硬さ・痛みを確認
検査は、事前に内容と必要性をご説明し、できるだけ負担の少ない形で行います。ご不安な点は遠慮なくお尋ねください。
慢性前立腺炎の治療
慢性前立腺炎には、「これを飲めばすぐに治る」という特効薬はありません。
「薬物療法」と「生活習慣の改善」を組み合わせて、症状を落ち着かせていくことが大切です。
薬物療法
患者様の症状に合わせて、以下のお薬を組み合わせて処方します。
- 植物由来成分配合薬
(セルニルトン、エビプロスタット )
前立腺の炎症やむくみをやわらげる薬です。会陰部の痛みや排尿症状の改善が期待できます。 - 抗生物質
尿検査で細菌感染が疑われる場合や、急性前立腺炎を併発していると考えられる場合に使用します。 - 鎮痛薬(NSAIDsなど)
痛みで仕事や日常生活に支障があるとき、短期間使って症状を和らげます。 - 漢方薬
骨盤まわりの血流改善や炎症を抑える目的です。冷えや体質に合わせて処方します。
どの薬をどのくらい使うかは、症状の強さ・生活スタイル・他の病気や内服薬との兼ね合いを考慮し、個別に調整していきます。
生活習慣の改善
薬だけに頼らず、日常生活で以下のことを意識してみてください。これだけで症状が軽くなる方もいらっしゃいます。
- 長時間同じ姿勢を避ける
同じ姿勢で座りっぱなしにならないよう、1時間に一度は立ち上がり、軽く体を動かすことを意識してみてください。椅子のクッションや座り方を工夫して、前立腺のあたりを直接圧迫しすぎないようにすることも大切です。
- 自転車・バイクとの付き合い方
自転車やバイクに長時間乗る方は、乗る時間を少し減らしたり、サドルの形を変えたりするだけでも、症状が楽になることがあります。前立腺への圧迫が少ないサドルも市販されています。
- 刺激物・アルコール・カフェインを控える
唐辛子や胡椒を多く使った刺激の強い料理、アルコール、カフェイン飲料をとりすぎないように気をつけてみてください。完全にやめる必要はありませんが、症状が強い時期は「少し控えめ」を目標にすると良いでしょう。
- ストレス・疲労をためこまない
睡眠不足や強いストレスも、症状を悪化させる大きな要因です。しっかり眠る・休日に意識して休む・軽い運動やストレッチで体をほぐすなど、心と体をリセットする時間を作ることが大切です。
- 体を温める習慣をつける
シャワーだけで済ませず、湯船につかって下半身を温める習慣もおすすめです。下半身の冷えは血流を悪くし、痛みや違和感を強めてしまいます。腹巻きなどでお腹周りを温めるのも効果的です。
よくある質問(Q&A)
Q. 急性前立腺炎はどう違うのですか?
A. 急性前立腺炎は、細菌感染が原因で急に前立腺に強い炎症が起こる病気です。
高い熱が出て、排尿のたびに強い痛みを感じ、尿が出にくくなることもあります。一方、慢性前立腺炎は、痛みや違和感が比較的軽いかわりに、長く続くのが特徴です。熱が出ないことが多く、良い日と悪い日をくり返しながら、じわじわと続いていきます。命に関わる病気ではありませんが、放っておくと生活の質が下がり、気分も落ち込みやすくなるため、きちんと向き合うことが大切です。
Q. 治療で完全に治りますか?
A. 慢性前立腺炎は、「完全にゼロにする」ことよりも、「症状をコントロールして、普段の生活を支障なく送れるようにする」ことを目標に考える病気です。薬物療法と生活習慣の見直しを続けることで、ほとんど気にならない状態まで良くなる方も多くいらっしゃいます。ただし、ストレスや疲れ、冷えなどが重なると、一時的に症状がぶり返すこともあります。「もう治らない」とあきらめる必要はありません。症状との付き合い方を一緒に考えながら、無理のない治療を続けていくことが大切です。
Q. 何科を受診すればよいですか?
A. 前立腺の病気は、泌尿器科が専門です。下腹部や会陰部の痛み、睾丸まわりの違和感、頻尿や残尿感、排尿時の痛み、射精時の痛みなどが続くときは、泌尿器科の受診をおすすめします。前立腺炎だけでなく、別の病気が隠れていないかも含めて診察・検査を行います。
きしもとクリニック泌尿器科での慢性前立腺炎の診療
当院では、まず症状や生活状況をお聞きすることから始めます。
症状が出た時期や変化、どのような姿勢・時間帯でつらくなるのか、仕事やストレスの状況、これまでの治療歴などを伺い、患者さんごとに症状の背景を整理していきます。
そのうえで、尿検査や超音波検査、必要に応じて直腸診を行い、感染症や前立腺肥大症、ほかの病気が隠れていないかを確認します。
検査結果をご説明し、薬物療法と日常生活での工夫を、考えながら決めていきます。
その後も症状の変化に合わせて薬の量や種類を調整し、無理のないペースで治療を続けられるようサポートします。
アクセス・対応エリア
所在地
当院は大阪市住吉区にあり、長居・あびこエリアを中心に、住之江区・堺市方面からもアクセスしやすい立地にあります。
駐車場
クリニック前に駐車場を完備しており、お車でも安心してご来院いただけます。
地図・アクセス
電車・バスでの詳しい行き方をご案内してます。
▶︎ 「アクセス」ページをご覧ください。
大阪市住吉区・住之江区・堺市で「慢性前立腺炎」にお悩みの方へ
「下腹部や会陰部の違和感が続いている」
「睾丸や鼠径部の痛みが続いている」
「どこに相談していいのか分からない」
慢性前立腺炎は、命に関わる病気ではありませんが、下腹部や会陰部の痛み・重だるさ、頻尿や残尿感、射精時の痛みなどが長く続き、仕事や日常生活の質(QOL)を大きく下げてしまう病気です。適切な検査と治療、生活習慣の見直しによって、症状が軽くなり、以前のような生活を取り戻せる可能性があります。
きしもとクリニック泌尿器科は、大阪市住吉区にある泌尿器科専門クリニックとして、前立腺炎をはじめとした男性特有の排尿トラブル・骨盤部の痛みに対して、プライバシーに配慮しながら丁寧に診療を行っています。
大阪市住吉区(長居・あびこエリアを含む)・住之江区・堺市で、原因不明の下腹部痛や会陰部の違和感、慢性的な排尿トラブルにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
記事の監修者
日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
泌尿器科専門医として、慢性前立腺炎・急性前立腺炎・前立腺肥大症・前立腺がんなど前立腺疾患を中心に、男性特有の排尿トラブルや骨盤部の痛みに対して、日々診療を行っています。「話しやすい・相談しやすい」診療を心がけ、医学的根拠に基づいた情報発信を行っています。


