- 尿に血が混じっている気がする
- 健康診断で尿潜血(+)と言われた
このような経験・不安はありませんか?
血尿は、膀胱炎や結石などの良性の病気で起こることもあれば、腎臓・膀胱・尿管などの悪性腫瘍(がん)のサインであることもあります。
とくに50歳以上の方は、自己判断で様子を見ず、早めの受診が大切です。
大阪市住吉区・住之江区・堺市周辺で血尿が心配な方は、きしもとクリニック泌尿器科までご相談ください。
このような症状はありませんか?
- トイレの水がピンク色・赤色になった
- トイレットペーパーが赤く染まる
- 健康診断やで尿潜血(+)を指摘された
- 血尿が出たが、翌日には元に戻った
- 排尿時痛、わき腹の痛みを伴う血尿がある
ひとつでも当てはまる場合は、泌尿器科での検査をおすすめします。
血尿の主な原因
血尿の原因はさまざまですが、代表的なものは次の通りです。
尿路感染症(膀胱炎など)
膀胱や尿道に細菌が感染すると、粘膜が炎症を起こし、出血して血尿となることがあります。
- 排尿時の痛み・しみる感じ
- トイレが近い(頻尿)
- 残尿感
といった症状を伴い、女性に多い原因です。
尿路結石(腎結石・尿管結石・膀胱結石)
腎臓・尿管・膀胱・尿道などに石ができると、尿の通り道を傷つけて血尿が出ることがあります。
- わき腹〜背中にかけての強い痛み
- 尿が出にくい、尿が途切れる
などを伴うこともあります。小さな結石では、痛みがほとんどないこともあります。
腎臓の病気(腎炎など)
腎炎や、腎臓のフィルター(糸球体)が障害される病気で血尿が出ることがあります。
- 尿検査で蛋白尿と血尿の両方が見つかる
- むくみや血圧の上昇を伴うことがある
などの所見から、内科的な腎疾患が疑われることがあります。
悪性腫瘍(がん)
腎臓・尿管・膀胱などに腫瘍(がん)ができると、出血して血尿が出ることがあります。
- 50歳以上
- 痛みがないのに、「急に血尿が出た」
- 血尿が出たりおさまったりを繰り返す
このような場合、膀胱がんなどの悪性腫瘍の可能性があるため、早期の精査が非常に重要です。
その他・原因不明
- 激しい運動
- 高熱
- 生理中・生理直後の採尿(女性)
などが一時的な原因となることもあります。また、詳しく検査しても明らかな原因が見つからない「原因不明の血尿」のこともありますが、まずは一度しっかり調べることが大切です。
検診で尿潜血(+)と言われた方へ
健康診断で「尿潜血(+)なので、泌尿器科受診を」と案内される方は少なくありません。
一度だけ尿潜血(+)だった場合
- 一過性の膀胱炎や、運動・発熱などが影響していることもあります。
- もう一度、日をあらためて再検査をして問題ないこともあります。
何度も尿潜血(+)が続く場合
- 繰り返し尿潜血を指摘される場合は、腎臓・膀胱・尿管などの病気が隠れている可能性があります。
- 自覚症状がなくても、一度泌尿器科でしっかり調べておくと安心です。
「症状がないから大丈夫」と放置せず、早めの受診をおすすめします。
血尿のときに行う主な検査
全ての方に同じ検査を行うわけではありません。
年齢・症状・検査結果によって、医師が必要な検査を組み合わせていきます。
尿検査
- 尿中の赤血球の有無・量
- 白血球(炎症の有無)
- 尿蛋白・糖・比重など
を調べ、感染症や腎臓病の有無を評価します。血尿精査の基本となる検査です。
超音波検査(エコー)
お腹の上からゼリーを塗ってあてる検査で、痛みはほとんどありません。
- 腎臓・膀胱の形や大きさ
- 結石や腫瘍の有無
などを確認します。初期精査としてとても有用な検査です。
尿細胞診
尿の中に異常な細胞(がん細胞)が混じっていないか調べる検査です。膀胱がんや尿路上皮がんが疑われる場合に行います。
膀胱鏡検査
細いカメラ(内視鏡)を尿道から挿入し、尿道〜膀胱内を直接観察する検査です。
- 膀胱内の腫瘍
- 結石
- 炎症・出血部位
などを詳細に確認できます。
「40歳以上」かつ「無症状の肉眼的血尿を認める方」にご相談させていただくことがあります。「40歳未満、尿潜血陽性のみの方」には通常おすすめはしません。(※詳細は医師がご説明します)。
CT検査
造影剤を用いた造影CTは、腎臓・尿管・膀胱の腫瘍や結石をより詳しく調べることができます。当院で必要と判断した場合は、連携する医療機関へご紹介し、精密検査を行います。
血尿の治療
血尿を止めるのではなく、原因となっている病気を見つけ、適切に治療することが大切です。
尿路感染症(膀胱炎など)の場合
- 抗生物質の内服が中心となります。
- 水分摂取、こまめな排尿が重要です。
尿路結石の場合
- 小さな結石:水分摂取を増やし、自然に流れ出るのを目指すことがあります。
- 大きな結石:体外衝撃波結石破砕術(ESWL)や経尿道的尿管結石破砕術(TUL)などの治療が必要になることがあります。
腎臓疾患の場合
腎炎や糸球体の病気など、内科的な腎疾患が疑われる場合は、必要に応じて腎臓内科などと連携しながら治療方針を決めていきます。
悪性腫瘍(がん)の場合
病気の種類・進行度に応じて、
- 手術
- 薬物療法(抗がん剤・免疫療法など)
- 放射線治療
などの治療が選択されます。専門医療機関と連携しながら、最適な治療を検討します。
放置してはいけない血尿のサイン
次のような場合は、できるだけ早く泌尿器科へご相談ください。
- 50歳以上で、痛みのない肉眼的血尿
- 血の塊(凝血)が混じる
- 血尿が出たりおさまったりを繰り返す
- 腰痛・わき腹の痛みと血尿が同時にある
- 尿が出にくい、完全に出なくなる
いずれも、結石や悪性腫瘍など重大な病気が隠れている可能性があります。
よくある質問(Q&A)
Q. 血尿が出ましたが、翌日には治まりました。このまま様子をみても大丈夫ですか?
A. 血尿は、1日でおさまることも多くあります。しかし、「一度出て消えたから安心」というわけではありません。特に50歳以上の方は、膀胱がんなど悪性腫瘍が原因のこともありますので、症状が消えていても一度は泌尿器科で検査を受けることを強くおすすめします。
Q. 痛みのない血尿なので、心配はいらない?
A. 痛みがある場合は膀胱炎や結石が多いですが、痛みがない血尿の方が、むしろ注意が必要なことがあります。
• 痛みがない肉眼的血尿
• 何度も尿潜血(+)と指摘される
このような場合は悪性腫瘍の可能性もあるため、放置せずに受診してください。
Q. 何科を受診すればよいですか?
A. 血尿の精査は、泌尿器科が専門です。尿路(腎臓・尿管・膀胱・尿道)を専門的に診る診療科ですので、原因の特定から治療まで一貫して対応できます。
きしもとクリニック泌尿器科での血尿診療
当院では、血尿・尿潜血の患者さんに対し、次のような流れで診療を行っています。
- 問診
いつから血尿が出たか、痛みや発熱の有無などを詳しくお伺いします。 - 尿検査・超音波検査
当日すぐに実施できる検査を行い、おおまかな原因を推測します。 - 必要に応じた追加検査
尿細胞診、膀胱鏡検査、CT検査など、必要性を説明したうえで追加していきます。 - 結果説明・治療方針のご相談
検査結果をわかりやすくご説明し、患者さんと相談しながら治療方針を決めていきます.
アクセス・対応エリア
所在地
当院は大阪市住吉区にあり、長居・あびこエリアを中心に、住之江区・堺市方面からもアクセスしやすい立地にあります。
駐車場
クリニック前に駐車場を完備しており、お車でも安心してご来院いただけます。
地図・アクセス
電車・バスでの詳しい行き方をご案内してます。
▶︎ 「アクセス」ページをご覧ください。
大阪市住吉区・住之江区・堺市で「血尿・尿潜血」にお悩みの方へ
「健康診断で『尿潜血』が陽性になったが、痛みもないし様子を見ている」 「トイレでおしっこが赤くて驚いたが、一度だけだったので放置している」 「誰に相談していいかわからない」
血尿や尿潜血は、たとえ痛みがなくても、その裏には膀胱がんや尿路結石、腎臓の病気など、治療が必要な病気が隠れている可能性があります。 しかし、適切な検査を行い、早期に原因を見つけることで、大きな安心へと変えることができる症状でもあります。
きしもとクリニック泌尿器科では、地域のかかりつけ医として、迅速かつ丁寧に原因を精査いたします。 大阪市住吉区、住之江区、堺市で、健康診断の再検査や突然の血尿にお悩みの方は、決して自己判断せず、ぜひ一度当院までご相談ください。その不安、専門医と一緒に解消しましょう。
記事の監修者
日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
泌尿器科専門医として、血尿・尿潜血を契機に見つかる膀胱がん・腎がん・尿管がんなどの尿路悪性腫瘍、膀胱炎・尿路結石・腎炎といった良性疾患まで、幅広い泌尿器科疾患の診療経験を有しています。
「血尿が一度出ただけで受診して良いのか」「検診の尿潜血をどこまで心配すべきか」といった疑問にも丁寧にお答えし、「話しやすい・相談しやすい」診療を心がけ、医学的根拠に基づいた情報発信を行っています。


