「男性更年期について心配、、、」
という方はチェックリストをご活用ください。

 

☑全身の倦怠感・疲労感

☑やる気が出ない、イライラする

☑眠れない、不安、うつ

☑性欲の低下、勃起障害

☑発汗、ほてり

上記症状がいくつか当てはまる方は「男性更年期障害」の可能性があります

 

男性更年期とは・・・

男性が中年以降になると、体内のホルモンバランスが変化し、様々な身体的・心理的な症状が出現することを指します。「疲れがとれない」「意欲がわかない」といった症状が出現します。

 

男性更年期の原因

男性ホルモン(テストステロン)の低下が主な原因です。「加齢」や「生活習慣」が大きく関わってきます。

・加齢
男性ホルモンは加齢とともに徐々に減少するものですが、40歳を過ぎる頃から著しく低下することがあります。

・生活習慣
不健康な生活習慣や過度のストレス、睡眠不足、過度の飲酒、喫煙などは男性ホルモンの産生を妨げる原因となる場合があります。

 男性更年期障害は個人差が大きく、「気のせい」「年齢のせい」と見過ごされやすいので注意が必要です!

 

男性更年期の検査

「問診」と「血液検査」によって行われます

・問診
身体的・精神的な症状についてお尋ねし、評価します。こころやからだの状態、性機能などの質問が中心です。詳しくは「男性更年期質問票(AMS:Aging males symptoms)」がセルフチェックに有用です。

・血液検査
血液中のテストステロンの量を測定することで男性ホルモンのレベルを測定します。テストステロンは朝高く夕方に低いといった特徴があるため、午前中の血液検査が望ましいです。
 当院では午前11時までに採血することを推奨しております!

 

男性更年期の治療

「ホルモン補充療法」「ライフスタイルの改善」「漢方薬」が治療に有用です。

 ■ ホルモン補充療法(HRT)
男性ホルモンであるテストステロンを補充する方法です。2-4週間毎の筋肉注射が一般的です。保険適応として治療が可能です。

 ■ ライフスタイルの改善
健康的な生活習慣の導入が必要です。バランスのとれた食事、適度な運動、十分な睡眠など健康管理を心掛けましょう。

 ■ 漢方薬
だるさ、疲労感なで身体的症状の不調が原因の時には「補中益気湯」を代表とする漢方薬が有用なことがあります。

 ホルモン補充療法では多血症を引き起こすことがあり、稀に脳梗塞の合併症があります。定期的な血液検査で副作用のチェックが必要です!

 

日常生活で気をつけることは?

・適度な運動
身体活動は心身の健康を維持するのに重要です。有酸素運動や筋肉トレーニングなどご自身にあった運動方法を心がけてください。毎日の軽い運動や散歩も効果的です。

・健康的な食事
バランスのとれた食事を心がけましょう。

・ストレス管理
ストレスは更年期症状を悪化させることがあります。十分な休息や睡眠をとるなどして出来るだけストレスを溜め込まないように工夫しましょう。

 

男性更年期でよくある質問

男性更年期の症状はいつから始まり、どれくらい続きますか?

男性更年期の症状は40歳から50歳くらいにかけて始まることが多く、数年から数十年続くことがあります。

 

症状を緩和する方法はありますか?

まずは健康的な生活習慣を維持することが大切です。適度な運動やバランスのとれた食事、ストレス管理、十分な睡眠です。遊離テストステロンの低下を認める時はホルモン補充療法が最も即効性のある治療になります。

 

何科を受診すればよいですか?

男性更年期は男性特有用の病気です。「泌尿器科」を受診してください。

 

大阪市住吉区や住之江区で泌尿器科をお探しの方は「きしもとクリニック泌尿器科」まで受診してください。

男性更年期障害の検査・治療をおこなっております。