梅毒の拡大を啓発厚生労働省HPより引用

 

こんなお悩みありませんか?
梅毒ってどんな病気か知りたい
陰部のしこり・潰瘍・発疹が心配
パートナーが梅毒と診断された
梅毒の症状・治療・予防法を知りたい
 

梅毒は、近年患者数が増加している性感染症です。初期には痛みが乏しく、症状が自然に消えたように見えることもありますが、治ったわけではなく、感染が進行していることがあります。

早期に見つけて適切に治療すれば治りやすい病気ですが、放置すると脳や心臓などに重い合併症を引き起こす可能性があります。気になる症状や感染の心配がある方は、早めの受診をおすすめします。

大阪市住吉区(住之江区・堺市)で梅毒の検査・治療をご希望の方は、きしもとクリニック泌尿器科へご相談ください。
性感染症全般については、性病検査総合案内ページもご覧ください。

梅毒の症状・検査・治療についてまとめたイラスト|大阪市住吉区のきしもとクリニック泌尿器科

梅毒とは?

梅毒は、梅毒トレポネーマという病原体によって引き起こされる性感染症です。性行為によって感染し、近年は患者数が増加しています。

梅毒は増加傾向STOP!梅毒/性感染症学会リーフレットより引用

男性では20代〜40代、女性では20代に多いとされ、感染に気づくのが遅れると病気が進行し、脳や心臓などに重篤な合併症を起こすことがあります。妊婦さんが感染すると、胎児にも感染して早産・死産・先天梅毒につながる可能性があります。

梅毒の男女差を示すグラフSTOP!梅毒/性感染症学会リーフレットより引用

注意:梅毒は、症状が一時的に自然に消えることがありますが、それで治ったわけではありません。症状が消えても、感染は体内で進行していることがあります。

こんなお悩みありませんか?

✓ 陰部にしこりがある
✓ 潰瘍、赤み、傷のようなものがある
✓ 足の付け根のリンパ節が腫れている
✓ 全身に赤い発疹が出ている
✓ パートナーが梅毒と診断された

💡 痛みが乏しいことも多いため、「痛くないから大丈夫」と自己判断しないことが大切です。

梅毒の感染経路は?

梅毒は、主に性行為による粘膜接触で感染します。性交だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスでも感染する可能性があります。

主な感染経路
・性器と性器の接触
・性器と口腔の接触(オーラルセックス)
・性器と肛門の接触(アナルセックス)
・口腔内に病変がある場合はキスで感染することもあります

日常生活での握手や入浴などで感染することは、基本的にはありません。

梅毒の潜伏期間と症状

梅毒1期(感染後数週間)

約3〜6週間の潜伏期間の後に、感染した部位に症状が出ることがあります。性器、口腔、肛門などにしこりや潰瘍、赤み、傷のような病変がみられます。

梅毒初期の症状日本性感染症学会提供

主な症状:陰部のしこり(初期硬結)、潰瘍・赤み・傷(硬性下疳)、足の付け根のリンパ節の腫れ

痛みを伴わないことが多く、治療しなくても自然に見えなくなることがあります。

梅毒2期(感染後数か月)

感染後数か月たつと、全身に赤い発疹が出たり、発熱や倦怠感、リンパ節の腫れが出たりすることがあります。

梅毒2期の症状(バラ疹)梅毒2期の症状日本性感染症学会提供

主な症状:全身の赤い発疹(バラ疹)、発熱、だるさ、リンパ節腫脹

この時期の発疹も、痛みやかゆみがないことが特徴です。こちらも自然に消えることがありますが、病気は進行している可能性があります。

梅毒3期(感染後数年)

感染後数年たつと、皮膚・筋肉・骨にゴムのような腫瘤(ゴム腫)ができたり、心臓、脳、眼などに障害が出たりすることがあります。

補足:梅毒は症状が多彩なため、しばしば「偽装の達人」とも表現されます。気になる皮膚症状や性器症状がある場合は、早めの検査が大切です。

梅毒の検査

梅毒の診断は、医師による診察血液検査で行います。症状の有無や感染機会が重要な判断材料になります。

診察

皮膚や性器の病変、リンパ節の腫れ、全身の発疹などを確認し、検査結果とあわせて診断します。

血液検査

「RPR」と「TP抗体」などを組み合わせて評価します。症状や感染時期によって結果の解釈が異なるため、医師の判断が大切です。

梅毒の治療

梅毒の治療には、ペニシリン系抗生物質の内服や注射が有効です。感染初期に適切な治療を受ければ、完治が期待できます。

内服治療の場合
梅毒1期では4週間、梅毒2期では8週間程度の抗生物質内服が必要になることがあります。代表的にはアモキシシリンを使用します。
 
筋肉注射の場合
早期梅毒では抗菌薬の筋肉注射を1回、後期梅毒では複数回行うことがあります。病期や状態に応じて治療法を選びます。(現在、注射薬がメーカー側による出荷制限のため内服治療を優先しております)
 

抗生物質の開始後、発熱などがみられることがあります。また、ペニシリンアレルギーがある場合は、別の抗生物質を検討します。治療内容は医師と相談して決めます。

*抗生剤の筋肉注射は2021年から日本で保険適応となりました。ただし、ペニシリンアレルギーがあると注射後しばらくして重篤な副作用(アナフィラキシー反応)が出ることがあるため注意が必要です。

梅毒の予防法

梅毒予防には、コンドームの使用が有効です。ただし、コンドームで覆われていない部位から感染することもあるため、100%防げるわけではありません。

✓ 性行為時はコンドームを正しく使用する
✓ 口腔性行やキスによる感染にも注意する
✓ 不特定多数との性行為を避ける
 

当院の検査・治療の流れ

STEP 1 問診・診察
症状の有無、感染機会を確認します。
STEP 2 血液検査
血液検査を行います。
STEP 3 治療開始
内服または注射による治療を行います。
STEP 4 経過確認
治療後も血液検査で定期的に確認します。

再発・再感染を防ぐには?

梅毒は、一度治療しても、感染している相手との性行為があれば再び感染することがあります。パートナーにも検査を受けてもらうことが大切です。

再感染予防のポイント
・パートナーにも検査・治療を受けてもらう
・治療中は医師の指示に従う
・治療後も必要な経過観察を受ける

よくあるご質問(Q&A)

Q. 梅毒は何科を受診すればよいですか?
A. 男性は泌尿器科、女性は婦人科が相談先になります。男性で梅毒が心配な場合は、泌尿器科へご相談ください。
Q. 梅毒は日常生活で家族にうつりますか?
A. 基本的には、握手や入浴などの日常生活でうつることはありません。主に性行為などの粘膜接触で感染します。
Q. パートナーに感染したことは伝えたほうがよいですか?
A. はい。パートナーも感染している可能性があるため、できるだけ早く検査を受けてもらうことが大切です。
Q. 梅毒の治療後は通院が必要ですか?
A. はい。治療後も血液検査で経過を確認することが重要です。必要な通院期間は、病期や治療内容によって異なります。
Q. 一度治療が終われば、もう梅毒にはかかりませんか?
A. いいえ。梅毒は一度治っても再感染することがあります。感染している相手との接触があれば、再びうつる可能性があります。
Q. 梅毒にワクチンはありますか?
A. いいえ。梅毒を予防するワクチンはありません。コンドームの使用や不特定多数との性行為を避けることが予防につながります。
Q. 梅毒で命に関わることはありますか?
A. 放置して進行すると、まれに命に関わることがあります。ただし、初期の段階で適切に治療すれば、十分に治療が期待できる病気です。

大阪市住吉区(住之江区・堺市)で
梅毒の検査・治療をご希望の方へ

梅毒は、初期に適切な治療を受ければ治療しやすい一方で、放置すると全身に影響が及ぶことがある性感染症です。陰部のしこり、潰瘍、発疹、パートナーからの感染が心配な場合は、早めの検査が安心につながります。

きしもとクリニック泌尿器科では、問診・診察・血液検査をもとに診断し、病期に応じた治療と経過確認まで丁寧に対応しています。気になる方は、お早めにご相談ください。

大阪市住吉区のきしもとクリニック泌尿器科院長 岸本 望

記事の監修者

きしもとクリニック泌尿器科
院長 岸本 望

日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

本記事は、「性感染症 診断・治療ガイドライン 2026」などを参考に、医学的根拠に基づいて監修しています。泌尿器科専門医として、梅毒診療や性感染症診療に日常的に対応してきた経験をもとに、患者さんにわかりやすく正確な情報提供を心がけています。

当院のご案内

📍 住所
大阪市住吉区清水丘2-4-5
📞 電話番号
大阪市住吉区のきしもとクリニック泌尿器科の診療時間
面倒なネット・電話予約は不要です。
診察時間内にご来院ください。

アクセス・対応エリア

当院は大阪市住吉区にあり、長居/あびこエリアを中心に、住之江区・堺市方面からもアクセスしやすい立地です。

クリニック前に駐車場も完備しております。

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