こどもの泌尿器科をイメージした笑顔の赤ちゃんの写真

お子さまの泌尿器のお悩みは、ご家族の方にとって心配なものだと思います。

年齢によってよくみられるものもあれば、早めの評価が大切なものもあります。

当院では、お子さまの症状や経過をうかがい、必要に応じて尿検査や超音波検査などを行いながら診療しています。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

こどもの泌尿器科の病気
オチンチンが腫れて痛い(亀頭包皮炎)
亀頭が包皮に覆われてむけない(包茎)
排尿時の痛み(尿路感染症/膀胱炎)
 トイレの回数が多い(頻尿)
おねしょ(夜尿症)
睾丸が触らない(停留精巣)
 おしっこが赤い(血尿)
検診で尿検査が異常と言われた
 

住吉区(住之江区・堺市)で「こどもの泌尿器科の病気」についての診察をご希望の方は、泌尿器科専門医が診察する「きしもとクリニック泌尿器科」へご相談ください。クリニック敷地内に【専用駐車場・駐輪場】を完備しております。
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亀頭包皮炎

小さい男の子によくみられる病気のひとつが亀頭包皮炎です。おちんちんの先(亀頭)や包皮に炎症が起こり、赤み・腫れ・痛み・かゆみ・分泌物などがみられることがあります。

原因としては、細菌感染、不十分な清潔保持、包皮の内側に尿や汚れがたまりやすいことなどが挙げられます。排尿時に痛がったり、不機嫌になったりして気づかれることもあります。

よくある症状
・おちんちんの先が赤い、腫れている
・触ると痛がる
・排尿時にしみる、痛がる
・黄色っぽい分泌物が出ることがある

多くは抗菌薬の外用や内服で改善します。症状の程度をみながら治療を行いますが、再発を繰り返すこともあるため、今後のケアについてもご説明します。

腫れや痛みが強い場合、排尿しづらそうな場合は早めの受診をおすすめします。

包茎

子どもの包茎を心配されるご家族の方は多いですが、小児期の包茎は基本的に自然な状態です。成長とともに少しずつ改善していくことが多く、幼少期の段階で無理に包皮をむく必要はありません。

無理に包皮をむくのはおすすめしません

無理にむくことで、痛み・出血・傷・癒着による二次包茎などのトラブルにつながることがあります。また、むいた包皮が戻らなくなり、嵌頓包茎(かんとんほうけい)になることもあります。

当院では「包茎だから」といって小児に無理な処置を勧めることは基本的にありません。ただし、以下のような場合は一度ご相談ください。

  • オシッコをする時に風船状にふくらむ
  • 感染(亀頭包皮炎)を繰り返す
  • 尿の勢いが弱い、出にくそう
  • 痛みや腫れを伴う

症状や年齢、繰り返しの有無をみながら、治療や経過観察の方針をご相談します。

尿路感染症/膀胱炎

子どもの尿路感染症には、膀胱炎や腎盂腎炎などがあります。特に女の子では膀胱炎が比較的よくみられます。

膀胱炎では、排尿時痛、頻尿、残尿感、下腹部の違和感などがみられることがあります。一方で、38℃以上の発熱を伴う場合は腎盂腎炎など上部尿路感染症の可能性もあり、しっかりした治療が必要になることがあります。

受診をおすすめする症状
・排尿時に痛がる
・何回もトイレに行く
・尿がにごる、においが強い
・発熱がある
・腹痛や背中の痛みがある

当院では、症状に応じて尿検査を行い、必要があれば抗生剤治療を行います。発熱を伴う場合や、繰り返す場合は、腎臓や尿路の異常が隠れていないかを確認することもあります。

自然に改善することもありますが、発熱がある場合や症状が強い場合は早めにご相談ください。

頻尿

子どもの場合、排尿回数は成長に伴って少なくなっていきます。年齢にもよりますが、1日に10回以上トイレに行くと「頻尿」の目安として考慮します。

頻尿の原因はひとつではなく、ストレスや緊張などの心理的要因のほか、膀胱炎、過活動膀胱など、さまざまな原因が考えられます。

頻尿は複数の要因が重なって起きていることもあるため、まずはおしっこの状態をきちんと調べることがとても重要です。

当院で確認すること
・尿検査で膀胱炎がないか
・エコーで膀胱に異常がないか
・尿が出たあとに残尿がないか

頻尿があると、学校生活や外出時に困ることも少なくありません。症状が続く場合は我慢せず、早めにご相談ください。

おねしょ(夜尿症)

小学校に入ってもおねしょが続く場合、夜尿症として相談や治療の対象になることがあります。夜尿症は珍しいものではなく、小児では比較的よくみられる症状です。

夜尿症の原因としては、夜間の尿量が多い、膀胱にためられる尿の量が少ない、尿意があっても目が覚めにくい、便秘や生活習慣が関係している、などさまざまです。

大切なのは「焦らないこと」です

夜尿症は性格や育て方のせいではなく、体の成長のスピードの差にすぎません。特殊な場合を除き、おねしょをしている大人はいません。多くは成長とともに改善していくため、必要以上に叱ったり責めたりせず、落ち着いて対応することが大切です。

当院では、まず問診を丁寧に行い、これまでの経過や生活状況を確認します。多くの場合、最初からすぐにお薬を使うのではなく、まずは生活指導を行います。

生活の中で大切なポイント

  • 規則正しい生活を心がける
  • 夕方以降の水分の取り方に気をつける
  • 寝る前にトイレに行く習慣をつける
  • 体を冷やさないようにする
  • 便秘があれば改善を目指す

それでも改善が乏しい場合には、症状や年齢に応じて薬物治療やアラーム療法を検討します。学校行事やお泊まりなどを控えてお困りの場合も、お気軽にご相談ください。

*夜尿症(おねしょ)の診察は、比較的ゆっくりとお話しできる「午前11時以降」または「午後16時以降」の受診をお勧めしております。

睾丸が触らない

「睾丸が触れない」「左右で位置が違う」と指摘された場合、停留精巣の可能性があります。

睾丸は本来、出生時までに陰嚢内へ降りてきますが、何らかの理由で陰嚢まで降りてこず、鼠径部や陰嚢の上の方にとどまってしまうことがあります。

停留している位置や状態によっては、将来の妊孕性に影響することもあり、手術が必要になる場合があります。

ご家庭での確認のポイント
お風呂上がりなど、体が温まりリラックスしている時に、陰嚢の中に2つ玉があるか確認してあげてください。普段は上がっていても、リラックスした時には触れやすくなることがあります。

移動精巣といって、普段は上の方にあっても、陰嚢内まで下りてくるタイプがあります。移動精巣は経過観察でよいことが多く、すぐに治療が必要とは限りません。

こんなときはご相談ください
・睾丸が片方触れない
・左右で大きさや位置が違うように見える
・健診で停留精巣を指摘された
・お風呂上がりでも陰嚢内に睾丸が触れない

診察で状態を確認し、停留精巣なのか、移動精巣なのかを判断します。必要に応じて専門施設へご紹介します。

血尿

血尿とは、尿に血液が混じる状態です。見た目で赤い尿がわかる「肉眼的血尿」と、見た目は普通でも検査でわかる「顕微鏡的血尿」があります。小児では学校健診などで偶然みつかることも少なくありません。

血尿の原因はさまざまで、尿路感染症、運動後の一時的な変化、腎炎、薬剤の影響などが含まれます。症状がなくても、経過観察や追加検査が必要になることがあります。

注意が必要な症状

  • 赤色〜茶色の尿が続く
  • 尿が泡立つ
  • むくみがある
  • 発熱や腹痛を伴う

血尿があっても、必ずしも重い病気とは限りません。しかし、腎臓の病気や尿路の異常が隠れている場合もあるため、必要に応じて尿検査や超音波検査などで確認します。

検診で尿検査が異常と言われた

学校健診や検診で「尿潜血」「尿蛋白」などの異常を指摘されることがあります。突然言われると心配になりますが、一度の検査結果だけで重い病気と決まるわけではありません。

体調、運動、水分不足などの影響で一時的に異常が出ることもあります。一方で、腎臓の病気の早期サインである場合もあるため、必要に応じて再検査や精査を行うことが大切です。

よくみられる指摘
・尿潜血
・尿蛋白
・尿糖
・再検査が必要と書かれている

当院では、尿検査の内容やこれまでの経過を確認し、必要に応じて再検査を行います。異常が続く場合や、蛋白尿と血尿が両方ある場合、超音波検査で異常が疑われる場合などは、専門施設への紹介を検討します。

通知を受け取ったときは、健診結果の用紙を持参してご相談ください。

当院で行う診察・検査

問診(これまでの経過、症状の確認)

視診・触診

尿検査

超音波検査(必要時)

専門医療機関へのご紹介(必要時)

よくある質問

Q.子どもの包茎は治療が必要ですか?
A.小児期の包茎は多くの場合、生理的なものであり、成長とともに自然に改善していくことがあります。無理に包皮をむく必要はありません。ただし、亀頭包皮炎を繰り返す場合や、排尿時に包皮が大きくふくらむ場合、尿が出にくそうな場合は、一度泌尿器科での診察をおすすめします。

Q.子どもの亀頭包皮炎は自然に治りますか?
A.軽い炎症で自然に落ち着くこともありますが、赤みや腫れ、痛みが強い場合や、排尿時にしみる、膿のような分泌物が出る場合は治療が必要になることがあります。繰り返す場合もあるため、症状が気になるときは早めの受診が安心です。

Q.おねしょは何歳まで様子を見てもよいですか?
A.おねしょは成長とともに改善していくことが多く、年齢によっては珍しいことではありません。ただし、小学校に入っても続いている場合や、本人が気にしている場合、お泊まり行事などで困っている場合は、一度相談をおすすめします。

Q.夜尿症は親の育て方や子どもの性格が原因ですか?
A.いいえ。夜尿症は性格や育て方の問題ではなく、体の成長のスピードの差によるものです。必要以上に叱ったり責めたりせず、生活習慣を整えながら、必要に応じて医療機関で相談することが大切です。

Q.子どもの頻尿はどのくらいから異常を疑いますか?
A.年齢にもよりますが、1日に10回以上トイレに行く場合は、頻尿の目安として考えることがあります。子どもでは一時的なこともありますが、症状が続く場合は、膀胱炎や過活動膀胱、心理的な要因などを含めて確認することが大切です。

Q.子どもの頻尿はストレスでも起こりますか?
A.はい。子どもの頻尿は、膀胱炎や過活動膀胱だけでなく、緊張や不安、環境の変化などの心理的な要因で起こることもあります。ただし、見た目だけでは原因はわからないため、まずは尿検査などで異常がないか確認することが重要です。

Q.睾丸が触れないときは、すぐ受診した方がよいですか?
A.健診で指摘された場合や、ご家庭でも片方の睾丸が触れにくい場合は、一度ご相談ください。お風呂上がりなどリラックスしたタイミングで陰嚢の中に2つ触れるか確認してみるのも参考になります。停留精巣のこともあれば、移動精巣のように経過観察でよい場合もあります。

Q.移動精巣と停留精巣の違いは何ですか?
A.停留精巣は、睾丸が陰嚢の中まで十分に降りてきていない状態です。一方、移動精巣は普段は上の方にあっても、リラックスしたときには陰嚢内に下りてくるタイプです。移動精巣は経過観察でよいことが多いですが、判断は難しいため、気になる場合は診察を受けるのが安心です。

Q.学校健診で尿検査異常を指摘されたら、すぐ受診すべきですか?
A.尿潜血や尿蛋白は、一時的な変化で出ることもありますが、腎臓や尿路の病気のサインであることもあります。結果の用紙を持参のうえ、一度ご相談いただくのがおすすめです。必要に応じて再検査や追加検査を行います。

Q.子どもの血尿はよくあることですか?
A.小児では学校健診などで偶然みつかることもあり、必ずしも重い病気とは限りません。ただし、赤い尿が続く、発熱や腹痛を伴う、むくみがある、蛋白尿もある、といった場合は注意が必要です。原因を確認するためにも、早めの受診をおすすめします。

お子さまのお悩みは、お気軽にご相談ください

子どもの泌尿器の症状には、成長とともに自然に改善していくものもありますが、早めに確認した方がよい病気が隠れていることもあります。

「よくあることなのかな」「受診した方がよいのかな」と迷う段階でも大丈夫です。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

住吉区(住之江区・堺市)でお子さまの泌尿器症状について相談したい方は、きしもとクリニック泌尿器科へご相談ください。
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大阪市住吉区のきしもとクリニック泌尿器科院長 岸本 望

記事の監修者

きしもとクリニック泌尿器科
院長 岸本 望

日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

本記事は、泌尿器科専門医として、お子さまに多い包茎、亀頭包皮炎、尿路感染症などの診察に数多く携わってきた経験を活かし、ご家族の不安に寄り添いながら、わかりやすく正確な情報提供を心がけています。

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大阪市住吉区清水丘2-4-5
📞 電話番号
大阪市住吉区のきしもとクリニック泌尿器科の診療時間
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